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New Beginnings : ウィキペディア日本語版
New Beginnings[にゅー びぎにんぐす]

New Beginnings』(ニュー・ビギニングス)は、日本ミュージシャン布袋寅泰の15枚目のアルバムである。
== 解説 ==
「新たなる始まり」と題した15枚目のオリジナルアルバムである。ソロデビューとなった『GUITARHYTHM』より25周年の節目を迎え〔1988年リリースであり、1989年から1990年にかけてCOMPLEXでの活動も挟んでいるので、厳密には26年。〕、また2012年より活動拠点をロンドンへと移したことも踏まえ「再デビュー」の意味も込められている。〔ぴあMOOK「布袋寅泰 ぴあ」より〕〔「(BOØWYでのデビュー、解散後のソロデビューに続く) 3度目のデビュー」とも称している。 (HMVのフリーペーパー「the music & movie master」のインタビューより)〕
本作はソロ・キャリアのオリジナルアルバム初の試みとして布袋自身によるボーカル・トラックが一切収録されておらず〔コーラス・トラックも収録されていない。〕、一部楽曲を除きインストゥルメンタルの楽曲で構成されている。布袋によれば「日本語で歌うことは、時として世界に届けるためには不利だから。かといって今の段階で英語で歌うのは難しい。歌いながらパフォーマンスするのはもっと難しくて中途半端になってしまう。自分の気持ちを比喩したり、独創的な言い回しを歌詞に込めるまでにはまだ遠い」とのことであり、同時に「僕はギタリストであってシンガーではない。これは大いなる武器だし、「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」が映画の力もあって世界中に届いていることは大きな利点。だから新作(の方向性)は"いける"というところから始まった」という草案だったとのことである。〔ファンクラブ会報誌 vol.40のインタビューより〕
またこれまでのセルフ・プロデュース・スタイルから一転、外部プロデューサーを起用して制作されており、この点もオリジナルアルバムでは初となる。〔シングルでは『THANK YOU & GOOD BYE』でマイケル・ケイメンをプロデューサーに迎えている。〕

キリング・ジョークベーシストであり、過去4回ブリット・アワードにノミネートされたザ・ヴァーヴの『アーバン・ヒムス』やピンク・フロイドの『The Endless River』などのプロデュースも手がけた、ブライアン・イーノのコラボレーターであり、パオロ・ヌティーニ&ワイルド・ビーストやカール・バラーのプロデュースなどを手がけている、ジェフ・ベックポール・マッカートニーホイットニー・ヒューストン、映画『アメイジング・スパイダーマン2』や『マン・オブ・スティール』のサウンドトラックなどの作品に携わりプロデューサーとして数多くの作品でグラミー賞を受賞している、 のメンバーにして布袋の友人であり『SUPERSONIC GENERATION』など過去の布袋作品でも共演している〔余談だが、Nokoは布袋と生年月日がまったく同じである。〕と、4名のイギリス人プロデューサーが本作に携わっている。なお布袋を含めたプロデューサー5人のうち、ユース以外の4人はギタリストという共通点がある。〔〔ユースもベーシストである為、弦楽器プレイヤーという点では共通している。〕
布袋によれば、外部プロデューサーを起用した理由として「日本とイギリスでは楽曲の制作過程からプロモーションのスタイルに至るまで、何もかもやり方が違う。世界で活動していくことを視野に入れてロンドンへ移住した以上、まずは"まな板の上の鯉"となりイギリスでのやり方を1から学ぶ必要があった」と語っている。〔
本作を制作するに当たり布袋は、"ソリッド"、"兄貴キャラ"など日本における自身の一般的なイメージとはまた違った部分の表現や変化や可能性、自身が東洋人であることを踏まえた世界観を意識したという〔。特に後者に関しては「(渡英はしても)日本人がイギリス人の真似したっていいことないし、僕自身も必ず残すべきだと感じていた。プロデューサー陣もオリエンタルなリズムなのか、メロディーなのか、そこは残すべきだと全員が口を揃えた」と語っている。〔〔
布袋曰く「あくまで世界進出を前提としたアルバムの"日本版"」とのことである。当初はこれまでの自分を知っている人たちに取っ付きやすいものにしようかとも思ったというが「良い意味で日本のファンのために作ったものではないので、1曲1曲に込めた実験性やエキサイトメント、音の真髄に触れてほしい」という想いから、"日本のファン向け"とは考えずに曲順が決められた。〔
ザ・ストゥージズのメンバーとしてロックの殿堂入りを果たしているイギー・ポップベースメント・ジャックスディジー・ラスカルなど多くのアーティストとコラボレーションを行っている がそれぞれボーカルにて参加している。
本作の楽曲をベースに次作『STRANGERS』が制作されており、日本のみならずイギリスおよびヨーロッパでのリリースへと至っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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